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clig — Contextual Ligatures

clig(Contextual Ligatures)は、特定の文脈でだけ組むことが推奨される合字をまとめたフィーチャーです。

仕様の例は、筆記体の Bickham Script が f t の合字を組むとき、前にアセンダーのある文字が来る場合は組まない、というものです。文脈に応じた合字の判断は、一部の用字系のデザインやスワッシュの合字で重要になります。

Without clig
etc. et al.
With clig
etc. et al.
.fea source
Compiling…

合字に関するフィーチャーの使い分け

Section titled “合字に関するフィーチャーの使い分け”

合字を担うフィーチャーは、clig を含めて 5 つあります。

フィーチャー 用途
rlig 用字系の正しい表示に必須の合字。常に適用される
liga 一般的に使われる合字。既定でオン
clig 特定の文脈でだけ推奨される合字。既定でオン
dlig 特別な効果のために、ユーザーの好みで使う合字。既定でオフ
hlig 過去に使われ、今では時代がかって見える合字。既定でオフ

clig は既定でオンです。他の合字フィーチャーと違い、合字を推奨する文脈を指定し、文脈に合わない位置では組みません。

同じく既定でオンの liga は、文脈によらず一般的に使う合字が対象です。前後のグリフで組むかどうかが変わる合字は clig に入れます。

規則は Lookup Type 6 で書きます。前に文字(@LETTER)がある並びを ignore sub で例外にして、語頭でだけ合字を組む例です。

Without rules
fish selfish
With rules
fish selfish
Compiling…