rlig — Required Ligatures
rlig(Required Ligatures)は、用字系の正しい表示に必須な合字をまとめたフィーチャーです。
アラビア文字の ل(lam)と ا(alef)は、並ぶと常に لا という 1 つの形になります。字形の好みではなく、用字系が要求する形です。シリア文字にも同じことが起こります。
このフォントにアラビア文字は無いため、キリル文字の ї(U+0457)を重ねた列を合字にする規則で試します。
Without rlig
її
With rlig
її
.fea source
Compiling…
合字に関するフィーチャーの使い分け
Section titled “合字に関するフィーチャーの使い分け”合字を担うフィーチャーは、rlig を含めて 5 つあります。
| フィーチャー | 用途 |
|---|---|
rlig |
用字系の正しい表示に必須の合字。常に適用される |
liga |
一般的に使われる合字。既定でオン |
clig |
特定の文脈でだけ推奨される合字。既定でオン |
dlig |
特別な効果のために、ユーザーの好みで使う合字。既定でオフ |
hlig |
過去に使われ、今では時代がかって見える合字。既定でオフ |
仕様は、rlig の制御を通常ユーザーに公開すべきではないと述べています。対象の用字系が使われていれば、制作者や利用者の判断を挟まず適用されます。
同じく合字を組む liga は、綴りとして一般的に使われる合字を、制作者の判断で適用するフィーチャーです。たとえば ffl の合字は用字系が要求するものではなく、通常の条件で使うのが望ましいと制作者が判断した結果です。用字系が要求する形か、字形の好みかが、両者を分ける基準です。
Feature File による実装
Section titled “Feature File による実装”規則は Lookup Type 4 で書きます。
Without rules
її
With rulesїї
Compiling…