ss01–ss20 — Stylistic Sets
ss01–ss20(Stylistic Set 1–20)は、意味づけされたグリフの集合を、まとめて別の意匠の集合に置き換えるフィーチャー群です。
調和するよう設計された、複数のグリフからなる集合を切り替えます。たとえば、ラテン文字の小文字全体に、視覚的に統一感のある別の意匠を与えるような使い方です。Zapfino Linotype や Adobe Poetica が、こうしたスタイリスティックセットを持つ書体の例です。
Without ss01
MN
With ss01
MN
.fea source
Compiling…
異体字を選ぶフィーチャーの使い分け
Section titled “異体字を選ぶフィーチャーの使い分け”異体字へアクセスする方法は、ss01–ss20 を含めて 3 つあります。
| フィーチャー | 用途 |
|---|---|
aalt |
選んだグリフが持つ異体字をすべて集め、ユーザーに選ばせる |
salt |
デフォルトの字形を、書体の意匠としての異体字に置き換える |
ss01–ss20 |
意味づけされたグリフの集合を、まとめて別の意匠の集合に置き換える |
個々のグリフの美的な異体字は salt が対象にします。ss01–ss20 が対象にするのは、複数のグリフからなる集合です。
各セットには featureNames ブロックで人が読める説明文を付けられます。フォントはこの文字列を name テーブルに格納し、アプリケーションはそれをメニューのラベルとして表示できます(Adobe OpenType Feature File Specification, §8.c)。これが ss01–ss20 の異体字に意味づけをする仕組みです。
Feature File による実装
Section titled “Feature File による実装”規則は Lookup Type 1 で書きます。
Without rules
MN
With rulesMN
Compiling…